物語の舞台。生素と呼ばれる生命源が巡り、
大きく四つの地方に分かれている。
各地に一人ずつ紡ぎ人と呼ばれる神が住んでいるとされる。
中央大陸ウェントス
風の紡ぎ人の管理下。
未開の土地だったが、アクアを中心に各地からの移民により最も多くの民族が住む土地となった。
時守りの徒本部が置かれている。
四季がある。
ウィータ。東方では「しょうそ」とも呼ぶ。
生物の力の源、または魔力。生物の体内や空気中に存在する。
この世界の生き物は地水火風の四属性を必ず持っているが、生まれや育ちで保有する生素の量や比率が異なる。
もっとも長けているものを「属性」と呼ぶ。他に光と闇の生素があるが、滅多に確認されない。
生素を利用した機器を「魔器」と呼び、生活に役立てている。
つむぎびと。紡神(ほうじん)とも呼ばれる。
生素の生成、循環を行う神のこと。
四地方に一人ずつ存在し各自の担う生素を管理している。
彼らを崇める宗教に紡神教が存在する。
そうしゃ。
生素を扱える人間のこと。平たく言えば魔術師。
詞(呪文)を唱えることで生素に動きを命じ、魔術や治療術として操る。
魔術を使わずとも、生素を可視化し、使うことが出来る。風を吹かす、火をつける等。
魔術が確立される以前は魔女と呼ばれていたことから、一般的に操者=戦士、魔術師の印象が強い。
ドール。
人間の記憶から生まれるとされる、魔物の中でも異質な存在。
元となった記憶は時魔の核として奪われ、対象となった人間の記憶は都合の良い記憶にすり替えられてしまう。
本人は記憶のすり替えに自力で気付くことは無い上、他人に指摘されても記憶を信じ込む。
時魔は普通の魔物と異なり、生素でしか傷付かない。
ときもりのと。
ミヅナが設立した操者のギルド。
主に魔物退治を中心にルシアの街の雑用を一手に引き受けている。
各地方に支部を持つ意外と大きなギルド。